本文へ移動

リハビリテーション部

リハビリテーション部の基本理念

  • 私たちは五月会の理念や方針を深く理解して、積極的かつ誠実に職務を遂行し患者様に常に最善なリハビリテーションを提供できるよう努めます。
  • 私たちは入院中のみならず退院後も住み慣れた地域でその人らしい生活が送れるよう患者様の生活全般に目を向けたリハビリテーションを行っていきます。  
  • 私たちは常に患者様およびご家族の視点に立ち、信頼されるリハビリテーションの提供を目指します。
  • 私たちは医療の専門職として、患者様に質の高いリハビリテーションを提供できるよう専門知識と技術の習得・向上に努めます。

質と量のリハビリテーション提供

 1日でも早い社会復帰や在宅復帰が出来るように、土・日・祝祭日休みなく365日入院患者様に対しリハビリテーションを実施しています。そのために理学療法士34名、作業療法士20名、言語聴覚士7名、歯科衛生士1名、助手3名を配置し、それぞれの専門的知識や技術を駆使しながら、他職種と協働しリハビリテーション医療を提供します。


カンファレンス

当リハビリテーション部の対象疾患

リハビリの対象は小児から成人まで幅広い年齢層で、急性期から回復期・維持期・終末期さらには在宅までの「一貫したリハ医療」を提供しています。
 
  1. 中枢神経疾患(脳卒中、脊髄損傷、脳の外傷、中枢神経の変性疾患、腫瘍、脳血管の異常、脳炎、脳性麻痺、小児発達障害など)
  2. 整形外科疾患(手足や脊椎の骨折、腰痛、頸部痛、肩関節周囲炎、腰椎椎間板ヘルニア、靭帯損傷、変形性関節症、四肢の切断、様々な運動器由来の疼痛など)
  3. 呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患、肺炎、喘息、その他の肺機能低下など)
  4. 手術後などにおこる廃用症候群(筋力低下や関節が硬くなる、心肺機能などの低下など)
  5. 心疾患(心筋梗塞、心不全、狭心症など)
  6. 学習障害・情緒障害(自閉症、注意欠陥多動症)など

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • がん患者リハビリテーション料
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料1

資格取得・研修等

当リハビリテーション部には、次のような認定資格者が勤務しています。
  • 3学会合同呼吸療法認定士 6名
  • 介護支援専門員 4名
  • がんのリハビリテーション実践セミナー研修修了 4名
  • 訪問リハビリ管理者研修 STEP3修了 1名
  • 福祉住環境コーディネーター2級 9名
  • NDT(ボバースセラピスト・成人片麻痺)1名
  • 認定理学療法士 脳卒中 1名  運動器 1名
  • 認定言語聴覚士 摂食・嚥下障害 1名
  • 特別支援教育士 1名
  • 公認心理士 1名
  • 保育士 3名
  • 日本DMAT隊員 1名

臨床実習受け入れ養成校

当院では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士あわせて毎年多数の養成校からの臨床実習を引き受けています。
 
  1. 高知リハビリテーション専門職大学
  2. 土佐リハビリテーションカレッジ
  3. 高知医療学院
  4. 岡山医療専門職大学
  5. 専門学校健祥会学園
  6. 履正社医療スポーツ専門学校
  7. 大阪人間科学大学
  8. 神戸学院大学
  9. 神戸国際大学
  10. 九州保健福祉大学
  11. 日本福祉教育専門学校
  12. 熊本保健科学大学
  13. 大阪医療技術学園専門学校

理学療法

理学療法室
理学療法とは病気、けが、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。理学療法の直接的な目的は運動機能の回復にありますが、日常生活活動(ADL)の改善を図り、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざします。病気、けがなど何らかの原因で寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなどの動作が不自由になると、ひとりでトイレに行けなくなる、着替えができなくなる、食事が摂れなくなる、外出ができなくなるなどの不便が生じます。誰しもこれらの動作をひとの手を借りず、行いたいと思うことは自然なことであり、日常生活活動の改善はQOL向上の大切な要素になります。理学療法では病気、障害があっても住み慣れた街で、自分らしく暮らしたいというひとりひとりの思いを大切にします。
PT1
PT2
PT5
PT4

作業療法

身体または精神に何らかの不自由を持たれた方に対して、作業活動を用い、心身機能の回復を促すとともに、残存機能・環境などを活用することで、身辺動作・家事動作の獲得、在宅・職場復帰などを目指し、その人らしく生活してもらうよう援助させていただく分野です。
当院では医師の指示のもと、急性期からの作業療法を開始させていただき、食事・整容・更衣・排泄・入浴といった日常生活活動にも直接・間接的に関わっていくことで、日常生活活動の早期獲得・介助が必要な場合は、少しでも介助が楽になるように、介助法の工夫や環境調整などをすることで関わらせていただいています。
また、身の回りの動作だけでなく、患者様のニーズに合わせ、掃除・洗濯・調理といった家事動作の練習や、屋外プログラムとして山・農道・公園での散歩、近隣への買い物、自転車に乗るための練習、必要が応じて、住環境調整のために自宅訪問、運転免許センターへの同伴・作業所などへの施設見学も行っています。
OT1
OT3
OT4
OT2

言語聴覚療法

言語聴覚療法(ST)では主に、脳血管障害によって生じた、失語症・構音障害・高次脳機能障害・嚥下障害などの評価・治療を行い、コミュニケーション能力の向上や安全な食事摂取方法の獲得を目指します。当院言語聴覚療法部門には5人の常勤STが所属し、入院中の患者様に対して、必要に応じて365日体制でサービスを提供しています。
また、外来リハビリでは、広汎性発達障害、知的障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、構音障害、吃音などや、ことばの遅れが気になるお子さんに対しても、個々のニーズに合わせた治療や、支援をさせて頂いています。
 
小児リハビリを希望される方
  • リハビリを希望される方はまず、電話にて小児科(非常勤)の診察予約をお願いします。
  • リハビリの見学や具体的な内容を知りたい方はお気軽にお問い合わせ下さい。
ご利用できる時間と頻度
  • リハビリ時間・頻度については、担当セラピストと相談のうえ決めていきます。

訪問リハビリテーション(訪問看護ステーションすさき)

訪問リハビリテーションでは、通院等が困難な方のご家庭に、直接、リハビリテーションスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が訪問し、機能回復や維持のため、身体の各部分の訓練(機能訓練)だけでなく、歩行訓練のほか、更衣、トイレ動作、食事動作などの日常生活に直結した訓練、言語障害や摂食・嚥下(えんげ)障害に対する訓練等を実施しています。また主治医やケアマネージャー等と連携し、利用者の方の日常生活における自立困難な問題点を分析し、ご家庭で安心して生活が送れるように支援しています。さらに、住宅改修や福祉用具利用のアドバイスや介護相談にも応じています。
  • 訪問実施範囲:須崎市全域、土佐市・中土佐町・津野町の一部地域
  • 訪問実施時間:月~金曜日 午前9時~午後5時(祝祭日も実施) ※年末年始除く


2024/10/22 更新
〒785-8501
高知県須崎市緑町4番30号
TEL.0889-43-2121
FAX.0889-42-1582
E-Mail.

救急病院
災害拠点病院

・病院
・介護老人保健施設
・訪問看護
・居宅介護支援
・グループホーム


3
4
0
2
6
6
TOPへ戻る